家族葬を30年程前に寝屋川で行いましたが、新宿で健康診断を受けた今、墓じまいと湘南の海での散骨供養を検討しています。
墓じまいとは、現在建てられているお墓の場所を変更することです。近年では墓じまいを行う人が増えていますが、お墓の管理が難しくなっているのが理由の一つです。お墓のある場所の近くに住んでいない、管理する時間がない、家族が少ないなどの理由から、墓じまいの人気が高まっています。墓じまいを行う場合、お墓があるお寺や霊園にその旨を伝えるのが原則ですが、その前に準備を進めなければなりません。まず、お墓を管理する家族や親戚などと話し合います。誰かの一存で勝手に進めるとトラブルになるため注意が必要です。次にお墓の引越し先を決めます。現状だとお墓を管理できないのが墓じまいの理由ですので、お墓そのものを別の場所へ移動させるよりも、遺骨を取り出して埋葬方法を変更するのが一般的です。変更先として合祀や合葬などの永代供養、散骨や納骨堂などがあります。納骨堂は費用がかかるため、手元供養を選ぶ人も増えています。お墓の撤去作業は石材店に依頼すればやってくれます。